ご報告が遅くなりましたが、10月5~7日の日程で広報常任委員会の6人で先進地視察に行って来ました。

鷹栖町議会
今回の視察先は北海道の鷹栖町議会と訓子府町議会です。鷹栖町議会は令和3年度の町村議会広報全国コンクールで7位、訓子府議会は企画・構成部門で奨励賞を受賞し、他には二木町議会や福島町議会も入賞しています。最近では訓子府議会は北海道町村広報コンクールで特選を受賞されています。
また、鷹栖町議会は第15回マニフェスト大賞(2020)コミュニケーション戦力賞を受賞し、第17回マニフェスト大賞(2022)では登別市議会や芽室町議会が議会改革賞優秀賞を受賞するなど、北海道は議会広報や議会改革の先進地が多い地域と言えます。
視察先を決める時には、このような情報を元に受け入れ可能かどうかなど、何カ月も前から調整します。今回初めて委員長としての視察でしたので不安はありましたが議会事務局などの協力もあり、無事に視察を終えることができて本当に安堵しています。
さて、視察報告については・・・

鷹栖町議会では、3期連続無投票という実績から情報発信の大幅刷新を行っていました。具体的には、2020年にインパクトのある中吊り広告風傍聴案内チラシを新聞折り込みに入れ、議会傍聴者の増加を図っていました。また、ジャポニカ学習帳を表紙にした議会傍聴ガイドブックや傍聴者が様々な視点で一般質問を評価する「通信簿」の導入、ツイッターを活用して動画の配信など、町民に関心をもってもらうことを意識した議会改革を行っていました。

鷹栖町議会
広告風チラシは議会としては度肝を抜くもので、批判などはなかったのか心配しましたが、とにかく3期連続無投票を打破したいとの思いが強く、逆に批判を受けることは議会の関心につながると議長から話があり、議会が一丸となって議会改革に取り組んでいる様子を感じました。

広告風傍聴案内チラシ

広告風傍聴案内チラシ
しかし課題もあり、作成に多くの時間を要しているとのことで特に片山委員長の負担が重くなっているとの話もありました。このことは視察した訓子府議会でも同様の課題になっており、私たち議会で何らかの取り組みを行う際には課題として受け止めておく必要があると思いました。

左側 片山委員長
次に、訓子府議会の広報は企画・構成に優れ、その取り組みは5人の議会モニターの方々からの様々な意見を参考にしていました。町民目線は重要であり、今後は芦屋町議会でも導入検討していきたいと思いました。また定例会レビューと称し、定例会後に一般質問の振り返りを行っていました。自分なりに振り返り、反省もしていましたが、議会運営として評価することがなかったため、この点も学ぶべきだと感じました。

訓子府町議会
他に驚いたのは構成方法です。訓子府議会では、各自が持ち寄った原稿を切って張ってを繰り返しレイアウトしているそうです。ハサミとノリが必需品とのことでこちらも時間を要するとのことでした。しかし、時間をかけて作り上げたものには愛着が生まれます。きっとみんなで頭をひねられた時間がコンクールの結果に反映しているのだと思いました。

訓子府町議会
最後に、広報委員の年齢構成ですが幅広い年齢の議員の方々、そして女性議員が3人。その中で70代の議員の方が「自分が読んでも読みやすいものを」といった話をされたのを伺い、議会にも年齢やジェンダーといった多様性が必要なのだと改めて感じました。また、一般質問の紙面でも、議員一人ひとりの個性を感じる作りとなっていたことも好感を受けました。

訓子府町議会
今回2つの先進地を視察して学んだことは、ただ議会だよりを作成するだけに留まらず、議会報を通して議会改革を行うことが可能であるということです。今までは記事の内容や構成するだけで精一杯でしたが、今後は議会改革の視点も取り入れながら紙面づくりをしていきたいと思いました。これからも読みやすい広報紙、そして町民に開かれた議会を目指し、先進地の取り組みを効果的に取り入れていきたいと思います。
長くなりましたがこれで私の視察報告とさせていただきます。鷹栖町議会さま、訓子府町議会さま、本当にありがとうございました(^^)/

