
5月8日、北九州市立大学法学部政策学科2年を対象とした高木超先生の授業「公共政策セミナー」で講演させて頂きました。今回が初めての取り組みで、学生さんに様々な分野の知識を深めてもらう事を目的に、広く学外から講師を招き、全15回の講義を実施するといったものです。
私の講義テーマは「地方議員の活動~ソーシャルワークの実践~」で、内容は以下の通りです。
①自己紹介・活動紹介
②地方議員とは
③大学生活の不安や困ったこと
④その問題は誰の問題か
⑤問題解決するためにあなたはどうする
⑥問題解決に向けた実践事例
➆まとめ
だいたいの流れとして講演時間50分、先生方とのパネルディスカッション15分、質疑応答10分、感想記入10分の90分ほど。事前にレジュメや説明用のパワポ資料、私の通信も学生さんに配布し、初めて大学生向けに話をするのであまり固くなり過ぎず、まずは興味を持ってもらおうと「議員あるある」的は話からスタートしたのですが反応が薄いのに戸惑う戸惑う。「私の話って本当に役に立つ??」と思いながらも「うんうん」と反応してくれる学生に救われつつ、だんだん慣れてきて時間通りに講演修了。その後、先生や学生さんからの質問にもどうにか回答できて無事に終了しました。
やっぱり学生さんに話すのは難しいなぁと思っていたら、終了後に送られてきた49名分の学生さんからの感想や私へのメッセージに「こんなに伝わっていたんだ!!!」とびっくりするやら嬉しいやらのコメントがぎっしり。質問も8ついただき、なかなか難しい質問もありましたが本日どうにか返信完了しました。
また、今回の講演で私も気づきがありました。全国的に若者の投票率低下といった問題があります。議員のニュースと言えば問題があった時くらい。そのような中、若者(学生)は直接議員の話を聞いたことも会ったこともない、議員が普段何をしているのかも知らない、だから興味も関心もわかないのは当然です。私も素っ気ない若者の様子を見て、勝手に「若者は政治に興味がないんだろう」と思い込んでいたことが大きな問題なのだと感じました。
今日の講演で学生さんの理解が少しでも深まれば嬉しいですし、改めて主権者教育の重要性を感じました。今後、若者も政治参画できるまちづくりにも取り組んでいきたいと考えています。
最後に、狭間先生、黒石先生、高木先生には昨年同大学院の修士課程を修了したご縁で今回貴重な講演の機会をいただき心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました(^^)v

左側:黒石先生 右側:高木先生