認知症研修会&交流会

今日は、認知症家族の会あしやの研修会&交流会で春日市、大野城市まで行って来ました。参加者は介護家族や民生委員、医療や介護の専門職など17名で、目標の20名には達しませんでしたが初めてのバスを使った催しは大成功だったと思います。

行きは世話人の山内さん(通所介護菜の花)が脳を活性化されるためにクイズゲームをしてくれました。全問正解を目指しましたが「あしや花火大会は昨日のおととい?」の問題でまさかの不正解~??(((^_^;)

この問題の不正解が多かったです!!

さて、研修会の目玉はVR体験(階段を下りる、バスの乗車、斜視が見える)でしたが、その他の話も時事ネタを交えながらとても分かりやすい内容でした。認知症の歴史から認知症基本法の施行といった少し難しい話もありましたが、適宜ビデオを入れるなどの工夫がなされ、全体の流れも良かったと思います。参加者からも「良かった」という声が聞かれ(良かった~(^^)v)、認知症の人への理解が深まる研修会だった思います。

VR機は1人一台準備され、概ね20分ほど体験しました。熱心に受講されている方が多く、休憩時間や講義終了後も、その他のVR体験を視聴している方がおられました。「あんなに階段を下りるのが怖いとは思わなかった。床もあんなに歪んで見えるんやね」と言った声や、幻視が見える方や丹野さんの話(ビデオ)など、当事者の貴重な話も聞けました。

交流会の場所もとても感じの良いお店でお味も好評でした。特にパンが美味しくてお土産に買って帰るほど…。初めて参加された方とも良い意見交換ができ和気あいあいの交流会になりました。

個人的には、芦屋町でもVR体験会を開催したいと考えています。古賀市では毎年中学生を対象に開催しているとのことですが、かなり高額な費用がかかるのがネック。若い世代にも認知症の人の理解を深めてほしいし、丹野さんの講演会も開催したいし、さてさてどうするか…。

私1人の考えでは決められないので、アンケート結果も含め、今後の世話人会議で検討していきたいと思います!